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油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク) 
2009年 05月 09日
油圧ブレーキのホースが完成したので、オイルの注入・エア抜き作業を行います。

ここでは作業の流れを紹介しています。
エア抜き作業は状況によって多くの時間を要する場合がありますので、
あらかじめ時間の余裕がある時に作業する事をオススメします。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-1

使用するパーツはこちら
 (基本的な作業方法は他のモデルでも同等です。
  ただし、ヘイズなど作業方法が異なる場合があります。詳しくは各メーカーの取扱説明書を確認ください。)

BL-M665 シマノ SLX ブレーキレバー ディスクブレーキ用
  画像にあるブレーキレバー本体(左右セット)、ブレーキオイル、
  ブレーキホースとそれに付随する金具がセットになっています。

BR-M665 SHIMANO MTBコンポーネント ブレーキキャリパー 写真右上のブレーキキャリパー(アダプター付属)が前後別売りです。


はじめにブレーキレバーを車体に取付け、一方ブレーキキャリパーは取外した状態。
写真のように準備します。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-1
*ブレーキキャリパーにはブリード用パッドスペーサー(黄色のプラスチック)を付けたままにしておきます。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-2
ブレーキレバーが地面と水平になるように固定します。

そして、リザーバータンクのフタを取外します。
油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-3
ブレーキキャリパーにオイルが付着しないように、念のためウエスで保護しておきます。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-4
次にオイルをリザーバータンクに注入します。

*オイル は ブレーキレバー 左右セット に付属しています。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-5
7mmのメガネレンチをブリードニップルにセットし、
チューブに袋(ここではオイルボトルを使用しています)を取付け写真のようにセットします。

そして、ブリードニップルを1/8回転ゆるめて開き、ブレーキレバーをゆっくり握り、オイルの注入を促します。

5分程度でブリードニップルから断続的にオイルが出てくるようになります。

*袋 と チューブ は ブレーキレバー 左右セット に付属します。

■ 注意 ■
オイルを注入するとブレーキレバーのリザーバータンクのオイルが減りますので、
オイルが不足しないようにオイルを補充します。
オイルが不足するとエアが混入し、作業が滞り時間のロスになるので要注意。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-6

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-10
ブリードニップルから気泡がでなくなったら、一旦ブリードニップルを締め、
ブレーキレバーを動かすと、リザーバータンクの穴(ポート)からエアが出てきます。

作業を続けると、エアが出るに従ってブレーキレバーのタッチが固くなっていきます。

そして、エアが出なくなってブレーキレバーの当たりが出たら、次の作業に進みましょう。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-7
リザーバータンクいっぱいにオイルを注入し、オイルを溢れさせながらフタを取付けます。

■ 注意 ■
溢れたオイルがローター・キャリパー・パッド等に付着しないように。
ウエスなどであらかじめ溢れるオイルを受止めるのがオススメです。


油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-8
溢れたオイルはウエスで拭き取ります。

油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)-9

エア抜き完了!!

これでエア抜き作業は完了。

溢れたオイルはしっかり拭き取ってください。


*フロントブレーキで作業・紹介していますが、 同様の作業でリアブレーキも作業が可能です。


■ 注意 ■
油圧ブレーキは構造上、油(オイル)漏れが発生した場合、ブレーキが効かなくなるおそれがあります。
油漏れが発生した場合はただちに使用を中止し、適切な修理を行ってください。





次は 油圧ブレーキの取付け (MTB マウンテンバイク)
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by shino_soba | 2009-05-09 21:09 | │├ MTB
油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)
2009年 04月 28日
車体が形になってきたところで、油圧ブレーキの作業に移りたいと思います。
油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-1
使用するパーツはこちら

BL-M665 シマノ SLX ブレーキレバー ディスクブレーキ用
  画像にあるブレーキレバー本体(左右セット)、ブレーキオイル、
  ブレーキホースとそれに付随する金具がセットになっています。

BR-M665 SHIMANO MTBコンポーネント ブレーキキャリパー
 写真右上のブレーキキャリパー(アダプター付属)が前後別売りです。

BL-M665

・マスターシリンダーが縦置き と

・サーボウェーブ機構

 を備えた最もリーズナブルなモデルでオススメのモデルで、その他にも

・リーチアジャスト機構

・パッドコンタクトポイント調整機構

  などの機構もあるのでディスクブレーキの交換、新しく使ってみようという人には特にオススメです。


■ ポイント(用語の説明) ■

・マスターシリンダーが縦置き
  以前のモデル(横置き)に比べてレバータッチのダイレクト感が向上

・サーボウェーブ機構
  ローターにバッドが当るまでは素早く動き、パッドが当ってからはレバー比が変化し、
  パッドがゆっくり動くとともに制動力もアップ。強力かつコントロールしやすい

・リーチアジャスト機構
  ライダーの好みに合わせてレバーの開き具合が調整可能

・パッドコンタクトポイント調整機構
  ブレーキの効き始めるタイミングの調整が可能



まず最初にブレーキキャリパー・ブレーキレバーを車体に仮止めします。
これはブレーキホースの取回し・長さを確認する為です。
油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-2
ディスクローターのサイズ(直径)に合わせてディスクブレーキマウントアダプターをあらかじめ用意しておきます。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-3
ブレーキレバー・シフトレバー・グリップの取付状態を想定してブレーキレバー位置を確認しておきます。

もちろん実際に取付けた状態で確認するとGoodです。

ここではグリップの取付け・取外しが面倒なので、想定して作業を進めます。

*画像のシフターは SLXグレードの SL-M660
  → http://item.rakuten.co.jp/bebike/sl-m660/

 グリップはフレームにいっしょに付いていた KONA の物

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-4

全体がこんな感じになるように、ブレーキホースをカットします。

■ ポイント ■
ブレーキホースは完成状態と同じ通し方で確認しましょう。
完成状態と異なる通し方をすると長さが変わってくるおそれがあります。


油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-5

*ブレーキレバー側です

ブレーキホースをブレーキレバーに取付け(差込む)ると約14mmほど入りますので、
長さを確認する時はこの分を忘れないように注意します。

画像では約14mm入る事を想定してます。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-6

*ブレーキキャリパー側です

ブレーキレバー側同様に、
ブレーキホースはブレーキキャリパーに取付け(差込む)ると約14mmほど入りますので、
長さを確認する時はこの分を忘れないように注意します。

画像では約14mm入る事を想定すると共に、
長さを確認する際にブレーキホースの取回しが変わらないように
ブレーキホースを結束バンドで固定しています。長さ確認後は不要です。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-7

ブレーキホースの長さが決まったところで、ブレーキホースをブレーキホースカッターでカットします。

カッターナイフでもOKです。

■ 注意 ■
ブレーキホースのカット面は垂直になるようにしてください。
斜めにカットした状態だとオイルが漏れるおそれがあります。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-8

その後、ブレーキホース先端がブレーキレバー・ブレーキキャリパーそれぞれの取付け部の奥まで
入ったか確認する為に、

ブレーキホースに印を付けます(ホース先端より約14mm)

ここでは修正ペンで印をつけました。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-9
次に、ブレーキホースにコネクティングボルト・オリーブを通し、
     コネクターインサートをハンマー等で押し込みます


*ブレーキホースをバイス(万力)に固定する際に使用する 黄色いアダプター(TL-BH61)は
 ブレーキレバーセットに付属しています。


■ 注意 ■
コネクターインサートを押し込む前に、ブレーキホースのカット面の内側を針のような物で
円形にすることを忘れないように気をつけましょう。


ブレーキレバー側のコネクティングボルトにはカバーを取付ける事を忘れないように

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-10

ブレーキホースにコネクターインサートを押し込んだ状態はこんな感じになります

■ 注意 ■
コネクターインサートがしっかり押し込まれているか確認しましょう。
ブレーキホースがコネクターインサートの底に当たっている状態が適正です。


油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-11

コネクターインサートを押し込んだら、ブレーキレバー・ブレーキキャリパーに接続しますが、

その前に コネクティングボルトのネジ部・オリーブの外側にグリスを塗布します

使ったグリスはコレ →  http://item.rakuten.co.jp/bebike/y04110200/

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-12
上記の図のような位置になるように確認し、固定作業に入ります。

油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-13
油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)-14
最後に、 ブレーキホースを押しながら、コネクティングボルト8mmスパナで締付け固定したら、

取付完了!!

ちなみに、指定の締付けトルクは 5-7N・m(50-70kgf・cm)です。

■ 注意 ■
油圧ブレーキは構造上、油(オイル)漏れが発生した場合、ブレーキが効かなくなるおそれがあります。
油漏れが発生した場合はただちに使用を中止し、適切な修理を行ってください。



*フロントブレーキで作業・紹介していますが、 同様の作業でリアブレーキも作業が可能です。



次は 油圧ブレーキのエア抜き (MTB マウンテンバイク)
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by shino_soba | 2009-04-28 10:57 | │├ MTB
■ フロントフォークの取付け 2 (MTB マウンテンバイク) ■
2009年 04月 20日
前回、フロントフォークを取付ける為の下準備を行いましたので、
今回はいよいよフロントフォークをフレームに取付けます。

MTB フロントフォーク 組立-1

最初に玉受け(上側)にベアリングを入れ、たっぷりとグリアアップします。

*今回はステアリングコラムをカットするので、あとでグリスアップしてもOK!!

■ 注意 ■
ベアリングの上下を間違えないように



shimano DURA-ACE グリス(100g) (Y04110200)

グリスは デュラエースグリス(100g) を使ってます。

ベアリング部分はもちろん。
シートポスト、ペダル軸、クランクボルト、クランクとBBの勘合部などに使用できて
そして、さびも防いで、 水の浸入も防ぐ。
さまざまな部分に使用できるオススメなグリス。
自転車をイジるのにあれば1個あると便利。

MTB フロントフォーク 組立-2
で、下玉押し(フロントフォーク)にも同じようにベアリングを入れ、たっぷりとグリアアップします。

MTB フロントフォーク 組立-3
ヘッドチューブにステアリングコラム(フロントフォーク)を差込み、ヘッドセットなどを組んでいきます。

MTB フロントフォーク 組立-4
コラムスペーサー・ハンドルステムを仮組みし、上面にマークを付ける。

MTB フロントフォーク 組立-5
フロントフォークをフレームから取外し、マークした箇所からマイナス5mmの箇所をカットする。

カットはソーガイドを当て、鉄ノコでカットします。

MTB フロントフォーク 組立-6

MTB フロントフォーク 組立-7
カットしたステアリングコラム(フロントフォーク)のエッジをヤスリで削る。(上側の画像)

ステアリングコラム内側もエッジを削る。(下側の画像)

エッジを削ることでヘッドセット・ハンドルステムなどが入りやすくなります。

MTB フロントフォーク 組立-8

ステアリングコラム(フロントフォーク)の内側にアンカーを取付ける。

今回は再利用可能な マルチプレッシャータイプのアンカー(ヒラメ製) を使用します。

再利用が可能なのでセッティング出しや、フォークを頻繁に交換する人はオススメ。

デメリットはアンカーナット(スターファングルナット)に比べて少し重い事。

■ ポイント ■
マルチプレッシャープラグの取付方法は商品に付属する取扱説明書をチェック!!

アンカーナット(スターファングルナット)の取付方法はこちらを参考にしてください。
 → http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000518/

MTB フロントフォーク 組立-9
アンカーを取付けたら、再度フロントフォークをフレームに取付け、

ハンドルステム・ステムキャップを取付け固定すれば、

フロントフォークの取付完了!!

■ ポイント ■
ハンドルステム周りのアクセントに赤いコラムスペーサーを入れてみました。

問屋さんの扱いが終了しましたので、在庫限りの販売です。
興味のある方は → http://item.rakuten.co.jp/bebike/diacompe_al_ahead_spacer/


■ 注意 ■
ヘッドセットの順序・上下を間違えないようにゆっくり作業しましょう。



             ★ 現在の状態はこんな感じです ★
                     ↓↓↓
MTB フロントフォーク 組立-10

MTB フロントフォーク 組立-11

次は 油圧ブレーキホースの作成 (MTB マウンテンバイク)
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by shino_soba | 2009-04-20 16:40 | │├ MTB
■ フロントフォークの取付方法 1 (MTB マウンテンバイク) ■
2009年 03月 31日
フロントフォークを取付けたいと思います。
その前に、ヘッドチューブをフェイスカットする為に取外したヘッドセットの玉受けを圧入したいと思います。
mtb10-5

ヘッドセット(玉受け)の圧入には ヘッドワン圧入工具 を使います。

(自転車専用工具はとても高価なので個人所有には適しません。
  使用頻度はそんなに高くないのでショップに依頼するのがオススメです)

mtb10-1 フロントフロントフォーク組み付け

ヘッドチューブをヘッドセット(玉受け)で挟むように配置し、工具を設置します。

そして、下側の軸をモンキレンチを抑え、上側のハンドルをクルクル回転ゆっくりゆっくりハンドルを回します。

しだいに上下のヘッドセット(玉受け)が圧入されて行きます。

*フェイスカットしてあるので、スムーズに圧入されていきます。
 フェイスカットの作業の様子はこちらで紹介 →  http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000001089/

mtb10-2 フロントフォーク組み付け
圧入後のヘッドセット(玉受け/上側)

全周にわたり、しっかりとヘッドセット(玉受け)がヘッドチューブに圧入されているか確認しましょう。

mtb10-3 フロントフロントフォーク組み付け
圧入後のヘッドセット(玉受け/下側)

上側同様に、しっかり圧入されているか確認します。

mtb10-4 フロントフロントフォーク組み付け

圧入完了!!

工具を外した状態がこんな感じです。

作業は簡単ですが、専用工具がないと均一に圧入するのが難しいので、
ハンマーなどで叩いて入れてしまおうと考えている方は注意ください。

ヘッドセット圧入の作業方法はこちらでも紹介しています。
http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000334/



■ 下玉押しの圧入へ ■

ヘッドセット(玉受け)の圧入が終わったところで、
下玉押しを圧入したいと思います。

今回、使用するフロントフォークは

FOX の 32 TALAS 150 RLC

FOX と シマノ の共同開発 E-Thru(イースルー)アクスルシステム採用のモデルです。

新しい物好きのOtaとしては使ってみたかった一品。

9mm QRシステム (クイックレリーズ)より剛性アップで乗り心地も良いとの事。

mtb10-6 フロントフロントフォーク組み付け

mtb10-7 フロントフォーク組み付け

mtb10-8 フロントフォーク組み付け

このフロントフォークに対応する物は

ハブ:
  HB-M978 (XTR) → http://item.rakuten.co.jp/bebike/hb-m978/
  HB-M778 (Deore XT センターロックタイプ) → http://item.rakuten.co.jp/bebike/hb-m778/
  HB-M758 (Deore XT 6ボルトタイプ) → http://item.rakuten.co.jp/bebike/hb-m758/

ホイール
  WH-M778 (Deore XT) 前後セット → http://item.rakuten.co.jp/bebike/wh-m778/
                 前のみ   → http://item.rakuten.co.jp/bebike/wh-m778-f/

になります。

今回は WH-M778 (Deore XT) 前後セット で組立てます。


では、下玉押しを圧入しましょう。

mtb10-11 フロントフォーク組み付け
使用する工具は HOZAN C-435 ホーク下玉押しスライドハンマー です。


mtb10-9 フロントフォーク組み付け
フロントフォークのステアリングコラムに下玉押しを差込み、
ホーク下玉押しスライドハンマーで叩き入れ、圧入します。

mtb10-10 フロントフォーク組み付け
圧入後は下玉押しがしっかり圧入されているかをチェックしましょう。

しっかり圧入できていれば作業完了です。

■ ポイント ■
明るい場所で下玉押しとクラウンの間に隙間がないかをチェック!!
  →隙間がある場合は再度スライドハンマーで圧入し直します。


次はフレームへの取付けです。


下玉押し圧入の作業方法はこちらでも紹介しています。
  (こっちはスレッドタイプで作業してます)
http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000772/


続きはこちら フロントフォークの取付け2 (MTB マウンテンバイク)
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by shino_soba | 2009-03-31 10:10 | │├ MTB
■ ディスクブレーキローターの取付 (MTB マウンテンバイク) ■
2009年 03月 18日
ディスクブレーキローターの取付け (MTB マウンテンバイク)-1
今回、使用するパーツはこちら

・ホイール : シマノ WH-775 チューブレス(リア)  (*前後セットもあります → WH-M775 前後セット)
  (画像のランページ(タイヤ)・カセットスプロケットは付属しませんので誤解のないように!!)

・ディスクブレーキローター : シマノ SM-RT64-M 180mm


使用する工具は

TL-FC36 ホローテック2用 BBアダプター取り付け工具

TL-FC36 はパーツと接する面がレーザー加工されていて、 パーツをキズつけにくい処理がされています。
TL-FC32 と比べ、パーツを360°全周でパーツくわえるので力が逃げにくく使いやすい点がオススメです。

ディスクブレーキローターの取付け (MTB マウンテンバイク)-2

通常、リアホイール側のディスクブレーキローターを固定するロックリングは左側の黒いものです。

しかし、今回は特別に 20mm, 15mmアクスルのハブで使用する

ロックリング & 間座 WH-M776/778用(Y4DD98030)(右側の赤い物)を使います。

リア周りのワンポイントとして、あとフロントと合わせたかったので赤を採用!!


■ 注意 ■

ネジのサイズ等は一緒なので取付けできますが、スタンダード(黒)に比べ大きいために
フレームに接触するような事、シール部への空間が広くなるのでゴミの進入が考えられます。

それにシマノが推奨した使用ではないので、採用する場合は自己責任でお願いします。



では、取付けてみます。
ディスクブレーキローターの取付け (MTB マウンテンバイク)-3
ディスクブレーキローターの回転方向(←のマーク)を確認します。

次にディスクブレーキローターの回転方向をタイヤの回転方向に合わせて取付けます。

そして、ハブ(ホイール)の溝に合わせてディスクブレーキローターを差込みます。
ディスクブレーキローターの取付け (MTB マウンテンバイク)-4
ディスクブレーキローターを差込んだら、ロックリングを手で仮止め(締める方向は時計回り)します。

次に、

TL-FC36 をロックリングの溝に合わせて取付け、時計回りに回して締付け固定します。

(ちなみに締付け締付けトルクは 40N・m(400kgf・cm)で指定されています)
ディスクブレーキローターの取付け (MTB マウンテンバイク)-5
取付完了!!

6ボルト固定に比べると、作業性が格段に向上しており作業時間も大幅に短縮。
便利な時代になったと感じる今日この頃…

自転車も進化してるんだな~ とこんな事考えたりします。


*通常の黒いロックリングの場合は
TL-LR15モンキレンチを使用します。


*通常の黒いロックリングの場合の取付方法を知りたい人はこちらで確認してください
 ↓
4-5-4 センターロックディスクブレーキローターを取付ける(こっちではトルクレンチを使用して作業を紹介しています)
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by shino_soba | 2009-03-18 17:50 | │├ MTB
■ カセットスプロケットの取付け (MTB マウンテンバイク) ■
2009年 03月 11日
MTB カセットスプロケットの取付け-1

今回、使用するパーツはこちら

・ホイール : シマノ WH-775 チューブレス(リア)
  (*前後セットもあります → WH-M775 前後セット)
  (画像のランページ(タイヤ)は付属しませんので誤解のないように!!)

・カセットスプロケット : シマノ CS-HG80-9

使用する工具は

TL-LR15 ロックリング締付け工具

モンキレンチ(TL-LR15の挟む箇所が24mmなので対応する物を用意)

TL-LR15 はカセットスプロケット・ディスクローターの締付けなどに使用する工具で
使用頻度は高い自転車専用工具のひとつ。
これから自分で自転車を整備したいという人は買っておくべき。

モンキレンチも使用頻度の高い工具。
シマノの自転車専用工具を使用する際での活躍が多い工具。

-------------------------------------------------------------------
使用する物の紹介が終わったので実作業に入ります

MTB カセットスプロケットの取付け-2
カセットスプロケットのアップ

CS-HG80-9 は6個の部品で構成されています。

画像では5個しか確認できませんが、
右下にあるロックリングにロックリング間座が組みついた状態になっています。

MTB カセットスプロケットの取付け-3

ハブ(ホイール)のフリーホイール部にカセットスプロケットの溝を合わせて差込んで取付けて行きます。


■ ポイント ■

1.一箇所だけ溝の幅が広いところがあるのでこの位置を合わせて差込みます

2.各ギアとも刻印のある面が手前側(トップ側)になるように差込みます

3.大きいギアから順に差込みます(順番 大ギア → 小ギア)


MTB カセットスプロケットの取付け-4

MTB カセットスプロケットの取付け-5

MTB カセットスプロケットの取付け-6

MTB カセットスプロケットの取付け-7

ギアと差込み終わったら、次はロックリングを手で仮止めします。

締める方向は時計回り。

MTB カセットスプロケットの取付け-8
TL-LR15 をロックリングに差込み、モンキレンチで時計回りに回して締付け固定します。

(ちなみに締付け締付けトルクは 30-50N・m(300-500kgf・cm)で指定されています)

■ 注意 ■
TL-LR15 の代わりに TL-FW30 ボス抜き で作業すると
パーツが破損するおそれがありますので使用しないようにしましょう。
形状は似ていますが寸法が若干異なる為、
TL-LR15 とTL-FW30 ボス抜き は互換性がありません。


MTB カセットスプロケットの取付け -9

mtb チューブレスタイヤ 取付-1

取付完了!!

一度やってみると結構簡単な作業なのが分かると思います。

*交換する際(カセットスプロケットの取外し)は
TL-SR21 スプロケット戻し工具 という工具(これも自転車専用工具) が
必要になるので準備しましょう。


*取外方法を知りたい人はこちらで確認してください
 ↓
4-3-3 カセットスプロケットを交換する(クリックしてください)



次は ディスクブレーキローターの取付け
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by shino_soba | 2009-03-11 11:39 | │├ MTB
■ チューブレスタイヤの取付け (MTB マウンテンバイク) ■
2009年 03月 09日
カセットスプロケットを組む予定でしたが、
タイヤを先に付けた方がカセットスプロケットを気にせずにタイヤを組めるので
先にタイヤを組み付けます。


という訳でチューブレスタイヤの取付け方法を紹介します
mtb チューブレスタイヤ 取付-1

今回、使用するパーツはこちら

・ホイール : シマノ WH-M775 チューブレス(リア)  (*前後セットもあります → WH-M775 前後セット)

・タイヤ : パナレーサー  RAMPAGE TUBELESS
  (ランページ チューブレス) 26x2.1


もちろん MAVIC の UST規格に準じた商品になります。

まずは、パナレーサーさんのチューブレスタイヤの取扱説明書を紹介。
これを一読すれば作業前の不安もスッキリです。
panaracer チューブレスタイヤ取扱説明書

各メーカーの取扱説明書にも記載されるいる点なので問題ないとは思いますが。
確認の意味も込めて改めてあげると、

特に注意するべき点は下記の3点かと思います。

■ 取付作業時の注意点 ■

1.タイヤレバーを使わない
 チューブレスタイヤの取付作業ではタイヤレバーNGです。
 取扱説明書を確認しないで作業すると、
 知らずにタイヤレバーを使って空気シール部にダメージを与えてしまうと大変な事に…

2.フロアポンプを使用する
 作業上、勢い良く空気を入れる必要があるのでフロアポンプは必須アイテムです。
 間違ってもインフレターで作業しないように…
 作業が進まなくなってしまうおそれがあります。

3.潤滑剤として使用するのは石けん水
 潤滑剤として推奨されているのは石けん水だけです。
 ビードワックスなどは使わないように。(UST規格元のMAVICも推奨していません)
 想像するところ、 ビードワックスなどによる空気シール部のダメージ防止の為だと考えられます。


まあ取扱説明書通りに作業すれば問題ないかと思いますけど。


■ おまけ ■
取外し方法も掲載しておきました。
実作業の紹介は後ほど行いますので、取外す際は一読ください。


ここからは実作業の状態で作業を紹介します
mtb チューブレスタイヤ 取付-2
■ 取扱説明書外 の作業 ■

まず、タイヤを組付ける前に
バルブとバルブのOリングがキズや切れていないかを確認 します。

キズや切れている場合は交換しましょう。
mtb チューブレスタイヤ 取付-3
■ 取扱説明書外 その2 と 取扱説明書1 の作業 ■

タイヤのビード部、リム、バルブ部にゴミやキズなどがないか確認 した後、
リム(リム中央とビード部を中心に)に
石けん水(石けん水は軽く泡立つ程度)を霧吹きなどで吹き付けます。
*霧吹きがない場合は手で伸ばして塗りましょう。


これをやっておくと、

1. タイヤのビードがリムに上がりやすくなる
2.空気漏れ時には空気漏れ箇所を確認しやすい

の2つのメリットがあります。
mtb7-4
■ 取扱説明書1 の作業 ■

タイヤの回転方向を確認して、バルブの反対側からタイヤをリムにはめ込みます。

リムにはめ込んだら、リム中央にタイヤのビードを落としこんでおくと、
リムに対してタイヤのセンターがズレてタイヤを入れやすくなります。

■ ポイント ■
バルブ側からはめ込むと、タイヤがバルブでリム中央に落ちないのでタイヤがはめ込みにくくなります
(だけど人によって考え方が異なるので、バルブ側からはめ込む人もいます。
  バルブの反対側推奨派です)

mtb チューブレスタイヤ 取付-5
■ 取扱説明書2 の作業 ■

もう一方のビードも同じようにバルブの反対側からリムにはめ込んでいくと残るはバルブ部だけになります。
こんな感じです。 

この箇所が難関ではないかと思います。
mtb チューブレスタイヤ 取付-6

■ 取扱説明書2 の作業 ■

難関作業:最後のタイヤを入れるコツはビードを入れる感じよりも、
タイヤ全体を奥側(タイヤのビードがはまっている側)に持ち上げめくる感じ。
イメージはポッキーのフタを開ける動きと似ているかと思います(分かりやすいのか~笑!!)

*写真は片手で作業してますが、もちろん両手でやった方が力を入れやすく作業しやすいです。

mtb チューブレスタイヤ 取付-7

■ 取扱説明書3 の作業 ■

両側のタイヤのビードがリムにはめ込んだら、

両側のビードを取扱説明書の作業3の図のようにリム中央に落としこみます。

*写真はバルブ付近になります。
バルブ付近はバルブ (チューブレスバルブ)がビードに接触するので、
他の箇所とはビードの位置が異なるので特に注意が必要です。

mtb チューブレスタイヤ 取付-8

mtb チューブレスタイヤ 取付-9
■ 取扱説明書5 の作業 ■

全周のビード位置をチェックしたら、
フロアポンプで空気を一気に入れます。

この時、58PSI (400kPa, 4kgf/cm2, 4BAR) 以上入れないように注意!!
  (ケージ付きのフロアポンプを使用すれば安心です)

【ポン】という音を立てながらビードが上がっていきます。


■ ポイント ■
タイヤに空気が入らない時は、もう一度ビードの位置を確認しましょう。


■ オススメ商品紹介 ■
・ポンプ
 仏、米、英、3つのバルブに対応するオススメのポンプはこちら
  アダプターを使用しないのでアダプターをなくす心配もないのでオススメです。
  シマノ製なのもポイント高いです。
→  http://item.rakuten.co.jp/bebike/pr320795/

・ポンプヘッド
 写真のポンプヘッドはヒラメの縦型
  こちらもしっかりとバルブをくわえるので使用感がいい感じでオススメです。
  仏式だけの使用ならヒラメの縦型に変更するのもありです
→ http://item.rakuten.co.jp/bebike/hirame-pumphead-2/

mtb チューブレスタイヤ 取付-10

mtb チューブレスタイヤ 取付-11

■ 取扱説明書5 の作業 ■

タイヤのリムラインとリムエッジが平行になっている事を全周チェックし、
タイヤの指定空気圧にすれば取付完了です。

バルブコアとバルブキャップの締め忘れに気をつけましょう。



次はカセットスプロケットの取付け
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by shino_soba | 2009-03-09 18:54 | │├ MTB
■ ディスクマウントのフェイスカット (MTB マウンテンバイク : KONA STINKY) ■
2009年 03月 09日
パーツを組む前にフレームの下準備の第3弾です。

今回はディスクマウントをフェイスカットします。

*フェイスカットとは*
簡単に言うとフレームとパーツ(BB、ヘッドセットなど)の接触箇所の面出し作業の事です。
これを行うことでフレームとパーツの接触箇所が適正となり、
パーツの性能を引き出すといったことに繋がります。

フレームから組立てる際はぜひ実施したい作業ですから、 プロショップに相談してみてください。
(工具は高価なので個人所有には適しませんし、
  使用頻度はそんなに高くないのでショップに依頼するのがオススメ)

ここからは作業の紹介です。
mtb (FACE CUT of  DISC mount)
作業前のディスクマウント(リア側/インターナショナルタイプ)
もう既にフェイスカットされていますが、確認の意味も含めて作業します。

mtb (FACE CUT of  DISC mount)
作業途中
作業は、工具( ディスクマウントフェイシングツール )をリアエンド(ハブ軸固定部)にセットし、
ゆっくりゆっくりハンドルを回します。
大切なのは、ゆっくり落ち着いて作業することと切削油を注すことを忘れないことです。
(これはBB、ヘッドチューブと同じですね)

フェイスカットする箇所は2箇所あり、平面を平行に仕上げる必要があるので慎重に行います。

mtb (FACE CUT of  DISC mount)

作業後のディスクマウント(リア側/インターナショナルタイプ)
フェイスカット後はこんな感じです。

若干作業前よりきれいになったと思います。これで安心してディスクブレーキが組めます。

*注意*
フラットにする事が目的なので、削りすぎには注意。
削りすぎるとディスクキャリパーの位置がズレる結果に繋がります。



次はカセットスプロケットの取付け
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by shino_soba | 2009-03-09 12:40 | │├ MTB
■ ヘッドチューブのフェイスカット (MTB マウンテンバイク : KONA STINKY) ■
2009年 03月 09日
ーツを組む前にフレームの下準備の第2弾です。

今回はヘッドチューブをフェイスカットします。

*フェイスカットとは*
簡単に言うとフレームとパーツ(BB、ヘッドセットなど)の接触箇所の面出し作業の事です。
これを行うことでフレームとパーツの接触箇所が適正となり、
パーツの性能を引き出すといったことに繋がります。

フレームから組立てる際はぜひ実施したい作業ですから、 プロショップに相談してみてください。
(工具はとても高価なので個人所有には適しませんし、
  使用頻度はそんなに高くないのでショップに依頼するのがオススメ)

ここからは作業の紹介です。
フェイスカットをする前に、玉受けをフレームから取外します。
この作業は専用工具 ヘッドワンポンチ を使用します。

玉受け(ヘッドセット)の取外し方法を確認したい方はこちらをどうぞ
http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000001096/

mtb5-1
ヘッドチューブリーマー
BBシェルをフェイスカットする物とは少し形が違います。

mtb5-2

作業前のヘッドチューブ(ヘッドセットを取外した状態)
では、作業に入ります。

mtb5-3
作業途中
作業は、工具をヘッドチューブにセットし、ゆっくりゆっくりハンドルを回します。
ゆっくり落ち着いて作業することと、切削油を注すことを忘れないことです。
(これはBBと同じですね)

mtb5-4
作業後のBBシェル
フェイスカット後はこんな感じです。
ヘッドチューブの玉受け取付け面の塗装は削れて、フラットになっているのが分かると思います。

*注意*
フラットにする事が目的なので、削りすぎには注意です。

mtb5-5

上側はフェイスカット済みでしたが、
ヘッドチューブ内側がカットされていないかったので改めて作業しました。

*ヘッドチューブ内側も適正な寸法に削ることで、無理なくヘッドセットが取付けできるようになります。


次はフレームの下準備3 (ディスクマウントのフェイスカット)
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by shino_soba | 2009-03-09 11:38 | │├ MTB
■  BBシェルのフェイスカット (MTB マウンテンバイク : KONA STINKY) ■
2009年 02月 19日
パーツを組む前にフレームの下準備を行います。

最初に BBシェルをフェイスカットします。

*フェイスカットとは*
簡単に言うとフレームとパーツ(BB、ヘッドセットなど)の接触箇所の面出し作業の事です。
これを行うことでフレームとパーツの接触箇所が適正となり、
パーツの性能を引き出すといったことに繋がります。


ホローテック2のBBはBBシェル外側にベアリングが配置される設計なので、
スタンダードのBBよりもフェイスカットの効果がある気がします。

もちろんスタンダードでも効果ありますのでフレームから組立てる際は
プロショップにお願いする事をオススメします。
(工具はとても高価なので個人所有には適しませんし、
  使用頻度はそんなに高くないのでショップに依頼するのがオススメ)



ここからは作業の紹介です。
BBは付いていなかったので、フェイスカット作業からです。

BBの取外し方法を確認したい方はこちらをどうぞ
http://item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000318/
mtb4-5
BBフェイスカッター
ヘッドチューブで使うフェイスカッター(ヘッドチューブリーマー) と似ていますが、
BBで使う方はBBシェルにネジ込み、固定する方式となっており、少し形が違います。

mtb4-1
作業前のBBシェル
では、作業に入ります。

mtb4-2
作業途中
そして、工具をBBにセットし、ゆっくりゆっくりハンドルを回します。
ゆっくり落ち着いて作業することと、切削油を注すことを忘れないことです。

mtb4-3
作業後のBBシェル
フェイスカット後はこんな感じです。
BBシェル側面の塗装は削れて、フラットになっているのが分かると思います。

mtb4-4
左側のフェイスカットに注意(KONA STINKY 2004にて)
右側は問題なく作業できましたが、左側はスイングアームがジャマで
そのままの状態で工具が使用できないので、スイングアームを外して作業しました。
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by shino_soba | 2009-02-19 17:47 | │├ MTB